中四国エリアで初の木造セブン-イレブンが四国中央市で開店

愛媛県 木造非住宅

(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、阿久津知洋・代表取締役社長)は、愛媛県四国中央市に国産材100%の木造店舗「セブン-イレブン四国中央中曽根町店」を新設した。同社にとって木造の標準型コンビニエンスストアとしては全国3店目、中四国エリアでは初となった。

7月22日に小坂善太郎・林野庁長官、中村時広・愛媛県知事、宮本喜弘・四国電力(株)取締役社長らが出席して同店のオープニングセレモニーを行い、翌23日に開業した。

木造平屋建ての同店の延床面積は199m2。木材使用量は26.84m3で、県産材が約85%(22.74m3)を占める。構造材には、スギ集成材やヒノキ集成材のほか、県産ヒノキを芯材にして長野県産カラマツを外側に用いたハイブリッドLVLも採用した。天井部分の構造材を(あらわ)しにし、レジの背面をヒノキで木質化するなど、木を身近に感じられるコンビニになっている。

身近に木が感じられる店内になっている

同社は、2024年に農林水産省と「建築物木材利用促進協定」を締結した*1。愛媛県は、国または県と同協定を締結した民間事業者等を対象に、木造・木質化を支援する「民間建築物木材利用支援事業」を施策化しており、延床面積100m2以上の非住宅建築物について必要経費の2分の1以内(上限500万円)を補助している。同店も、この事業による助成を受けた。

なお、同店は、四国電力(株)が供給する木質バイオマス発電由来の再生可能エネルギー電力を100%利用し、太陽光発電なども併用している。設計面でも解体と再利用を考慮しており、ライフサイクルを通じて脱炭素化を図るコンビニとなっている。

(2026年7月22日取材)

(トップ画像=オープニングセレモニーでテープカットをする(左から)濱本泰久・日創設計社長、高橋賢明・セブン-イレブン四国中央中曽根町店オーナー、小坂善太郎・林野庁長官、阿久津知洋・セブン-イレブン・ジャパン社長、中村時広・愛媛県知事、宮本喜弘・四国電力社長、永野正朗・グリーン・エネルギー研究所社長)

『林政ニュース』編集部

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