4年ぶりに「日本伐木チャンピオンシップ2022」を青森市で開催

4年ぶりに「日本伐木チャンピオンシップ2022」を青森市で開催

チェーンソーの操作技術などを競う「第4回日本伐木チャンピオンシップ2022」(JLC、実行委員会主催、事務局=全国森林組合連合会)が5月 21 日・22 日に青森県青森市のモヤヒルズで開催された。JLCは2年に一度のペースで行われてきたが、コロナ禍のため、4年ぶりの実施となった。

過去最多の97名が出場、レディースクラスを新設、5名が世界大会へ

今大会には、全国から過去最多となる97 名の選手が出場。「プロフェッショナルクラス」(67 名)、「ジュニアクラス」(22 名)、新設された「レディースクラス」(8名)に分かれて、チェーンソーを扱う安全性や正確さ、スピードなどを競い合った。

5名の日本代表が世界大会に挑む

初日の予選会は、簡易方式の伐倒競技など4種目を行い、得点の高かったプロフェッショナルクラス17名、ジュニアクラス3名、レディースクラス3名の計23名が2日目の決勝大会に進出した。

決勝大会は、①伐倒(マストツリー方式)、②ソーチェン着脱、③丸太合せ輪切り、④接地丸太輪切り、⑤枝払いの5つの競技種目で行われ、プロフェッショナルクラスは今井陽樹(ひのき)氏(群馬県、1,559点)、ジュニアクラスは髙山亮介氏(長野県、1,505点)、レディースクラスは岡田望氏(青森県、1,441点)が優勝。この3名に、プロフェッショナルクラス2位の杉本和也氏(岐阜県)と同3位の横山大蔵氏(群馬県)を加えた5名は、来年(2023年)4月にエストニアで開催予定の「第34 回世界伐木チャンピオンシップ(WLC)」に日本代表として出場する。

(2022年5月21・22日取材)

(トップ画像=過去最多となる97選手がチェーンソー技術を競った)

『林政ニュース』編集部

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