国土緑化推進機構は、第31回「みどりの文化賞」の受賞者に林業経営者(育林業)の池谷キワ子氏(83歳)を選んだ。

池谷氏は、東京都五日市地域で市民・女性の視点に立った森林の管理・経営を長年にわたって実践しており、所有林を開放して多くの森林ボランティアグループなどを受け入れている。名前の「キワ子」は「木は子」であると説明し、樹木の成長を見守る「育林業」を肩書きとするなど、一貫して“母親目線”の森林づくりを行っている。
表彰式は、5月7日(土)に東京都千代田区のイイノホールで実施された第31回森と花の祭典「みどりの感謝祭」の式典の中で行われた。
(2022年5月7日取材)
『林政ニュース』編集部
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