JAS木質ペレットの普及拡大に全力、通常総会で方針確認

全国 木質バイオマス 業界団体

日本木質ペレット協会(岡本利彦会長)は、6月18日に東京都内で通常総会を開いた。

挨拶に立った岡本会長は、同協会が昨年(2024年)、木質ペレットのJAS(日本農林規格)認証機関になったことに触れ、「海外ペレットの輸入が大きく増える中、国産ペレットが伸び悩んでいるのは異常だ」と指摘し、「現況を打破することが急務であり、あらゆるレベルでJAS木質ペレットを普及していきたい」と意気込みを語った。

挨拶する岡本会長

議事では役員の改選を行い、岡本会長を再任したほか、新副会長として中川秀樹氏(元三洋貿易(株)執行役員)と高橋賢孝氏((株)イワクラ取締役環境事業部部長)を選任した。

今年度(2025年度)事業では、JAS認証工場の拡大や提言活動などを行っていく。

(2025年6月18日取材)

『林政ニュース』編集部

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