栃木県矢板市の金融機関などが連携して、大手製材メーカーの(株)トーセン(矢板市、東泉清寿・代表取締役)に協調融資を行った(6月30日に発表、金額は非公表)。
トーセンは、約24haある旧シャープ矢板工場跡地を取得し、木材コンビナートの「デカーレ矢板」を整備するプロジェクトを進めている。「デカーレ矢板」では、地場産のスギなどを活用して梁桁などの住宅用材を生産するとともに、木質バイオマスエネルギー事業や太陽光発電事業などを実施することにしている。
協調融資を行ったのは、(株)足利銀行(清水和幸・取締役頭取)、(株)栃木銀行(仲田裕之・取締役頭取)、大田原信用金庫(駒場善一・理事長)と(株)日本政策金融公庫(東京都千代田区、田中一穂・総裁)宇都宮支店(城龍二郎・支店長)。
(2025年6月30日取材)
(トップ画像=「デカーレ矢板」の立て看板、画像提供:日本政策金融公庫)
『林政ニュース』編集部
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