北関東エリアでヒノキの柱・土台を年間約1万3,000m3生産している(有)マルハチ(栃木県矢板市)の代表取締役社長が6月1日付けで交代した。専務取締役の渡邊尚喜氏(35歳)が社長に昇格し、社長をつとめてきた渡邊久男氏(62歳)は取締役会長になった。
新社長の渡邊尚喜氏は、木材加工機の販売代理店で5年間修行して機械などを見る目を養った後、同社に入って生産ラインの自動化などを主導した。実父で前社長の久男氏からは、直材の丸太の仕入れ方などを徹底的に仕込まれた。社長就任にあたって、「挽くモノは変えず、販路を広げていく」(尚喜氏)との方針を示している。
(2025年6月1日取材)
(トップ画像=社長に就任した渡邊尚喜氏)
『林政ニュース』編集部
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