「シン・ラプトルⅡ」が島根県の山林内で初のデモンストレーションを行う

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「シン・ラプトルⅡ」が島根県の山林内で初のデモンストレーションを行う

島根県と高津川流域林業活性化センター及び島根森林管理署は、11月14日に吉賀町内で、ラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトルⅡ」の実演会を行い約50人が参加した。

「シン・ラプトルⅡ」は、松本システムエンジニアリング(株)(福岡県篠栗町、松本良三社長)が開発した業界初の遠隔操作式伐倒マシンで、10月20・21日に福井県で開催された「2024森林・林業・環境機械展示実演会」でお披露目された*1。 「シン・ラプトルⅡ」が山林内でのデモンストレーションを行ったのは初めてで、椛谷山国有林内で列状間伐を実施した。参加者からは、「作業の安全性向上が期待できる」、「立体視映像による伐倒作業を容易に操作できるか確認したい」、「現場条件を整えればこの機械をより有効に活用できそう」などの感想が聞かれた。デモンストレーションを通じて県中山間地域研究センターがデータ収集を行っており、今後は人力作業等との工程比較などを行っていくことにしている。

(2024年11月14日取材)

(トップ画像=山林内で列状間伐を行う「シン・ラプトルⅡ」、画像提供:島根県)

『林政ニュース』編集部

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