ソマノベースが北海道で「戻り苗」スタート、大手6社が参画

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ソマノベースが北海道で「戻り苗」スタート、大手6社が参画

「MODIRINAE(戻り苗)」を展開している(株)ソマノベース(和歌山県田辺市、奥川季花社長)は、1月10日に大手民間企業6社と連携して、「MODIRINAE HOKKAIDO(戻り苗北海道)」をスタートさせた。

「MODIRINAE」は、和歌山県内で採れたウバメガシなどの種子をオフィスなどで育てて山に返すプロジェクトで、これまでに35社以上の企業が導入している。

「MODIRINAE HOKKAIDO」では、苗木の樹種をイタヤカエデやミズナラなど道産の6樹種に変更し、ラダーシェルフ(苗木カバー)にも道産トドマツを採用。苗木は(有)大坂林業(北海道幕別町)、ラダーシェルフは合同会社フィールドギフト(北海道当麻町)が供給する。

参画企業は、北海道コカ・コーラボトリング(株)(北海道札幌市)、北海道電力(株)(同)、札幌テレビ放送(株)(同)、(株)北海道アルバイト情報社(同)、日本たばこ産業(株)(東京都港区、通称「JT」)北海道支社、エスビー食品(株)(東京都中央区)の6社で、いずれも「ほっかいどう企業の森林づくり」に協力している。

奥川季花・ソマノベース社長の話「企業などからは植樹体験以外で森林に関わりたいというニーズが寄せられている。『MODIRINAE』を全国各地で展開していきたい」

(2024年1月10日取材)

(トップ画像=「MODIRINAE HOKKAIDO」の特設ウェブサイト)

『林政ニュース』編集部

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