日本木工機械工業会(愛知県名古屋市、菊川厚理事長)は、5月31日に名古屋市内のホテルで創立75周年記念式典と祝賀会を開催し、関係者約100名が出席した。
同会は木工機械メーカーの全国団体で、1946年に全国木工機械協会として発足して以降、時代に応じて名称や組織形態を見直しながら、「日本木工機械展」などを継続的に行って業界の発展を支えてきた。昨年(2021年)に創立75周年を迎えていたが、新型コロナウイルスの影響で、記念式典の実施は延期していた。
式典で挨拶に立った菊川理事長は、「木材産業はSDGsにも則したグリーン成長産業であるという認識が国際的にも広がってきた。ウッドショックもあり、益々国産材が重視される時代がやってくる」と述べた上で、当面の事業計画として、「技能検定に取り組んでいく。また来年は『ポートメッセなごや』で最新木材加工技術を披露する展示会を行う」と語った。
(2022年5月31日取材)
(トップ画像=挨拶をする菊川理事長(キクカワエンタープライズ(株)社長))
『林政ニュース』編集部
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