2018年夏の林野庁幹部人事異動解説 異例・意外の発令が相次ぐ【緑風対談】

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2018年夏の林野庁幹部人事異動解説 異例・意外の発令が相次ぐ【緑風対談】

元林政部長の末松広行氏を次官に抜擢、サプライズ人事が当たり前に

猛暑の中で断行される“霞が関人事”は常に注目のマトだが、今回も異例の発令が相次ぎ話題を振りまいた。林野庁長官の交代に伴う人事解説に入る前に、本体である農林水産省のトップ人事に触れよう。
事務次官の奥原正明氏(昭和54年入省・東大法卒)が退官して省の顧問となり、後任には何と末松広行氏(昭和58年・東大法)が就任した。「何と」と表現したのは、前例のない抜擢だからだ。歴代の事務次官は、林野庁長官や水産庁長官という「外局の長」や大臣官房長から起用するのが通例。ところが、末松氏は経済産業省に出向しており、産業技術環境局長から農林水産省の最高ポストに舞い戻った。本人自身も驚いたのでないか。

『林政ニュース』編集部

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