最優秀賞に林福連携プロジェクトなどを選定、万博特別賞も

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「ウッドデザイン賞2023」(日本ウッドデザイン協会主催、第691号参照)の最優秀賞を含む上位賞が11月9日に発表された。応募点数は355点で上位賞には31点が選ばれ、「林業×福祉連携プロジェクト『森tebaco』」など4点が最優秀賞(大臣賞)に輝いた。また、2025年に開催される日本国際博覧会(「大阪・関西万博」)に向けて新設した大阪・関西万博特別賞(国際博覧会担当大臣賞)には、「蒜山そばの館」など3点を選定した(参照)。

審査委員長の赤池学・(株)ユニバーサルデザイン総合研究所長は、「ウッドデザインの考え方が、森林や木材関係者だけではなく、地域や異業種、異分野にも認められ浸透を感じている。大阪・関西万博特別賞は日本の持つ木の文化やデザインなどを国内外に発信するにふさわしい作品が揃った」と講評した。

今後は、12月6日(水)から8日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「エコプロ2023」で受賞作品を展示し、12月6日に表彰式を行う。

(2023年11月9日取材)

『林政ニュース』編集部

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