全国バーク堆肥工業会(山本正信会長)は、9月14日に東京都内のホテルで創立50周年記念式典を開催した。
同工業会は、樹皮(バーク)などの木質資源を有機質肥料として活用するとともに品質基準の確立などを目的にして1976(昭和51)年10月に発足した。現時点の会員数は13社。
バーク堆肥は、チップ工場や製材工場から出る樹皮を主原料とし、家畜ふんなどを加えて高温発酵させた特殊肥料で、地力増進法に基づく政令指定土壌改良資材に位置づけられている。農林水産省によると、12種類ある政令指定土壌改良資材の中で、2022(令和4)年の国内供給量はバーク堆肥が最も多い。
記念式典で式辞を述べた山本会長は、「会員各社が50年間にわたって変化の激しい時代を必死に生き抜いてきたことをお互いに認め合い、讃え合いたい」と振り返った上で、「これからも『土から生まれたものを土に返す』を合言葉に、継続して世の中の役に立っていきたい。食料安全保障の強化や環境負荷低減の観点から、パーク堆肥の存在価値が益々高まるものと確信している。次なる100年を目指して、地道に、堅実に進んでいこう」と呼びかけた。

続いて、感謝状の贈呈など表彰行事を行った後、日本土壌協会会長の長谷部亮氏が「これからの土づくり―土づくり再考―」と題して記念講演を行った。
式典終了後は、両国国技館で大相撲秋場所を観戦しながら会員相互の親睦を深めた。
(2026年9月14日取材)
(トップ画像=墨田区の第一ホテル両国で50周年記念式典を行った)
『林政ニュース』編集部
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