東京都渋谷区のJR恵比寿駅から徒歩5分の好立地に、日本各地の里山の草木を味わえる「BAR SATOYAMA SPIRITS TOKYO」が8月5日にオープンした。運営するのはサントリーホールディングス(株)(大阪府大阪市)のグループ会社で、全国各地で飲食店を経営している(株)ダイナック(東京都港区)。同店で提供する素材の選定などは日本草木研究所((株)山伏、目黒区)が監修した。
同店のコンセプトは、「この国の香りを、カクテルに。」。こだわりの素材や製法で未体験なメニューを提供するのがウリだ。
使う素材は、アオモジ、リュウキュウシナモン、アカエゾマツ、ヒノキ、クチナシ、キンモクセイ、アカサンショウなど。花は鮮度を保ったまま用い、葉はカウンター中央の囲炉裏で燻して煎じるなど、素材ごとに手法を変え、特有の香りを引き出す。
目玉は、巴波重工業(株)(兵庫県神戸市)が開発した卓上減圧蒸留器を用いていること。容器内の圧力を下げると液体の沸点が下がる原理によって低温での蒸留ができ、花や新芽のような繊細な素材でも香りの抽出が可能になる。同様の仕組みの蒸留器はあるが、巴波重工業によると卓上サイズは同社オリジナルとなる。

これらの素材・製法を用いた同店のドリンクメニューには、「青文字ジントニック」(税込1,400円)、「ハイボール 森の中」(同1,400円)、「琉球シナモンのエスプレッソマティーニ」(同1,900円)などが並ぶ。
アルコールだけではなく、ノンアルコールドリンクも揃えており、「季節の和柑橘と青文字のソーダ」(同1,200円)、「日本薄荷と焙じ茶のスカッシュ」(同1,200円)なども楽しめる。
(2026年8月5日取材)
(トップ画像=「BAR SAYOYAMA SPIRITS TOKYO」の内観)
『林政ニュース』編集部
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