林野庁は、6月頃に閣議決定する新しい森林・林業基本計画の素案をまとめ、2月25日に開かれた林政審議会で示した。新計画の目標として「グリーン成長」の実現をあげ、現行計画の「林業・木材産業の成長産業化」に加えて、「2050年カーボンニュートラル」にも貢献していく方針を打ち出した。
素案では、新計画の重点課題として、①森林資源の適正な管理・利用、②「新しい林業」に向けた取組の展開、③木材産業の国際+地場競争力の強化、④都市等における「第2の森林」づくり、⑤新たな山村価値の創造──の5つをあげ、デジタル技術を活用した林業イノベーションの推進などで急速な人口減少に対応していくとした。この方向性をベースに、国内の木材需要量や国産材供給量などに関する目標数値を3月中に提示することにしている。
(2021年2月25日取材)
『林政ニュース』編集部
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