木原営林大和事業財団(東京都文京区、前田直登理事長)は、11月7日に岡山県備前市伊部で、いんべ緑の少年隊(岡本伸一会長)の取り組みを表彰する顕彰行事を行った。同少年隊は伊部地区の小学生21名を主体としており、2003年から備前焼窯の燃料になるアカマツの造林や周辺地区の自然保護活動を地域住民とともに継続して行っている。
>inbe.jpg>いんべ緑の少年隊のメンバー
同財団は、1966年に山林王であった故木原崇雲氏が所有林をもとに設立。山林からの収益で、林学学術の振興や山村の活性化、緑の少年団の顕彰などを行っている。今年4月に元林野庁長官の前田直登・日本林業協会会長が理事長に就任し、元高知営林局長の後藤武夫氏が常務理事となり、新体制で運営している。
『林政ニュース』編集部
1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。