北海道の占冠村などは、8回目となる「山菜料理コンクール」(実行委員会主催)を開催する。山菜を使った未発表のオリジナル料理のレシピを道内外から広く募り、最優秀賞(1点、副賞1万円)と優秀賞(2点、同5,000円)を選ぶ。募集期間は、3月1日(火)から4月11日(月、必着)まで。応募作品について書類選考を行った後、6月4日(土)に同村で最終審査会を行う。最優秀賞に選ばれた料理は、星野リゾートトマムで期間限定のメニューとして提供される。
「“ウド”ベージェ」販売開始!コンクールから初の商品化
(株)占冠山村産業振興公社と旭川大学短期大学部は、2016年の第2回「山菜料理コンクール」で優秀賞を受賞した「ウドと道産チーズで作る“ウド”ベージェパスタ」(山口太一さん(北海道)考案)のレシピをもとに、山菜イタリアンソース「“ウド”ベージェ~春山の香り~」を開発し、販売を始めた。同コンクールの入賞作品が商品化されたのは初めて。
>udo02.jpg>パスタソースとしての使用例
「“ウド”ベージェ」は、山ウド特有の爽やかな香りとほろ苦さを活かした万能型のイタリアンソース。パスタをはじめ、ピザや白身魚のムニエルなどにも合い、冷奴や蒲鉾のトッピングにも使える。「しむかっぷネット市場」で購入できるほか、日本森林林業振興会旭川支部でも取り扱っている。
(2022年2月25日取材)
(トップ画像=発売された「“ウド”ベージェ~春山の香り~」、1個(2人前)980円(税別))
『林政ニュース』編集部
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