日本特用林産振興会(小渕優子会長)は、5月23日に通常総会を行った。
小渕会長は、「特用林産物は、中山間地域を支える重要な産物として長い歴史の中で育まれてきた。ゴールデンウィーク中も各地の道の駅頭で地元の山菜、きのこなどが人気を博したと聞いている。人口減少や高齢化などが里山の維持・管理にも影響を与えており、改めて特用林産物が地域の社会や環境の維持に果たしている役割を見直していきたい」と語った。
議事では、「特用林産物の国際競争力強化・生産性向上対策事業」(林野庁補助事業)などに取り組む事業計画を承認した。
その後、原木しいたけ生産者の涌田幸栄氏(岩手県)ら17名の特用林産功労者の業績を讃える表彰式を行った。
(2025年5月23日取材)
(トップ画像=挨拶をする小渕・日特振会長(右))
『林政ニュース』編集部
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