新系統運動・中期経営計画に注力─全森連が第114回通常総会を開く

全国 森林経営・管理 業界団体

全国森林組合連合会(中崎和久会長)は、6月29日に第114回通常総会を東京都千代田区のTKP東京駅大手町カンファレンスセンターで開催し、所定の議案を承認・決定した。昨年度(2021年度)は、6年ぶりに開催した第29回全国森林組合大会で新系統運動「JForestビジョン2030」を決議し、中期経営計画(2019~2021年度)の最終年度にあたる取り組みを進めた結果、事業利益は4,400万円、経常利益は6,600万円となり、当初計画を達成した。だが、コープビルの建て替えに伴う固定資産売却損(4,850万円)やアスベスト除去費用(2,100万円)を特別損失として計上したため、税引前当期損失金を200万円計上する赤字決算となった。今年度(2022年度)は、「JForestビジョン2030」や新たに策定した中期経営計画(2022~2026年度)を本格的に実施しながら、4年後の新ビルへの移転準備などを進める。

(2022年6月29日取材)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事はフリー会員記事(424文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。