国土緑化推進機構(濱田純一理事長)は、8月30日に東京都内で今年度(2022年度)の定時総会を開催し、所定の議案を原案どおり承認した。今年度は、緑の募金のデジタル化対応などを進めるほか、美しい森林づくり推進国民運動を発展的に見直して新国民運動を立ち上げる検討作業にも着手する。
任期満了に伴う役員の改選も行い、3期6年にわたって常務理事(総務担当)をつとめてきた前川泰一郎氏が退任し、後任に林野庁で北海道森林管理局長などをつとめた猪島康浩氏が選任された。猪島氏は就任にあたり、「世界的課題であるSDGsや2050年カーボンニュートラルの達成に貢献できる国土緑化運動に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
(2022年8月30日取材)
(トップ画像=就任の挨拶をする猪島康浩常務理事)
『林政ニュース』編集部
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