長野県は、森林に恵まれ教育・試験研究機関などが集積している木曽谷・伊那谷一帯を「フォレストバレー」として整備するプロジェクトをスタートさせた。8月8日に木曽町文化交流センターで「木曽谷・伊那谷フォレストバレーキックオフフォーラム」を開催し、中部森林管理局長や市町村長をはじめ約200名が参加して、人材育成やイノベーション創出などに取り組むことを確認した。
フォーラムの冒頭、同県知事の阿部守一氏が挨拶に立ち、フォレストバレーを整備する目的などを説明。「人口減少に対応するには従来とは違うアプローチをしなければならない」と述べ、「1人1人の能力を高めるために学びの拠点を有機的に結びつけ、様々なイノベーションを起こしていく」と語った。
『林政ニュース』編集部
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