国土緑化推進機構(濱田純一理事長)は、8月22日に東京都内で開催した今年度(2024年度)の定時総会で任期満了に伴う役員の改選を行った。
10年間にわたって副理事長をつとめてきた前田直登氏(元林野庁長官)が顧問に退き、専務理事の沖修司氏(同)が副理事長に昇格。専務理事には、8月21日付けで日本治山治水協会と日本林道協会の参与を辞した織田央氏(同)が就任した。また、事業担当常務理事の瀬戸宣久氏(元東北森林管理局長)が退任し、後任には今泉裕治氏(元中部森林管理局長)が選任された。濱田理事長と総務担当常務理事の猪島康浩氏(元北海道森林管理局長)は再任され、新たな顔ぶれでスタートを切った。任期は4年。
議事では、所定の議案を原案どおり承認した。昨年度(2023年度)の緑の募金(中央募金)の実績は4億4,438万円、緑と水の森林ファンドの運用収入は4億3,100万円だったと報告された。
(2024年8月22日取材)
(トップ画像=定時総会で挨拶をする濱田純一理事長)
『林政ニュース』編集部
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