DX化を推進し、「集材・造材マルチワークシステム」に注力
東北自動車道の奥州スマートインターチェンジを降りてすぐの場所にあるイワフジ工業の生産拠点は、戦後に建設されたのこぎり屋根の工場だ。老朽化が進んできたため、建て替えが検討されている。工場の刷新を視野に入れながら、有吉実社長は、「DX化を進め、生産性を向上させていきたい」との抱負を口にした。
その第1歩として、タブレット端末(iPad)を使って製造管理に必要な書類のペーパーレス化を進めている。また、管理部門では、表計算ソフト(Excel)を活用して集計作業を自動化し、従来の業務時間を3分の1に短縮した。
身の回りからデジタル化を進めて社内に“余力”をつくり出しながら、中核事業である林業機械の開発については、人...
『林政ニュース』編集部
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