最終形を描いたビジョンが不可欠、ha4m3の生産性へ
――なぜ今、林業問題を議論しているのか。
小宮山会長 プラチナ構想ネットワークは、エコロジカルで高齢者も参加でき、地域で人が育ち、雇用力もある快適な社会を目指す全国規模の連携組織として平成10年8月に発足した。現在は、自治体会員107人、法人会員63人、大学などの特別会員36人が参加しているが、とくに自治体会員から林業の再生について検討してほしいという要望が強く、「スマート林業ワーキンググループ」を立ち上げ、3月30日に初回会合を開いた。月1回ペースで会合を重ね、7月には一定のとりまとめを行う。
――国は「森林・林業再生プラン」を策定して、各種施策を展開しているが。
小宮山 路網整備の推進など個々の取組課題はいいが、最終形を描いたビジョンがない。グローバルな視点が欠けているし、具体的なアクションも十分ではない...
『林政ニュース』編集部
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