国内初の伐木チャンピオンシップ開催、日本代表が決定

国内初の伐木チャンピオンシップ開催、日本代表が決定

5月11日と12日の両日、青森市のモヤヒルズで「WLC2014第1回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)」が開催された(全国森林組合連合会主催)。9月にスイスで開催される第31回世界伐木チャンピオンシップ(通称「WLC」)に出場する日本代表を選出するために初めて行われたもので、全国から20名が参加。WLCが定めているルール等に準拠して、①伐倒、②ソーチェン着脱、③丸太合せ輪切り、④接地丸太輪切り、⑤枝払い――の5種目の競技を行い、合計得点を競った。

総合優勝は(有)前田林業(青森県)の前田智広氏(38歳)、準優勝は多野東部森林組合(群馬県)の今井陽樹氏(28歳)、3位は青森県森林組合連合会の秋田貢氏(50歳)。また、24歳以下のジュニアクラスは、(有)マル先先崎林業(青森県)の先崎倫正氏(23歳)が優勝し、この4名がスイス大会への切符を手にした。

なお、今井氏は「緑の雇用」事業の研修生出身。先崎氏は、現役の研修生であり、就業2年目で栄冠をつかんだ。

(2014年5月11・12日取材)

(トップ画像=(左から)2位の今井氏、総合優勝の前田氏、3位の秋田氏、ジュニアクラス優勝の先崎氏)

『林政ニュース』編集部

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