Amazonが三大都市圏の森林再生に2.2億円を拠出、国土緑推と連携

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世界最大級のIT企業であるAmazon(アマゾンジャパン合同会社、ジャスパー・チャン社長)は10月14日、国土緑化推進機構と連携して、東京・大阪・名古屋の三大都市圏近郊にある20か所・合計100haの森林再生と生物多様性保全などに取り組むと発表した。

同社が2019年に設立した1億米ドルの基金「Right Now Climate Fund」による日本で初めてのプロジェクトで、5年間で2億2,000円を投じる。

資金は同社が拠出し、同機構が活動団体に分配する。1団体当たりの支援規模は年間5ha程度、160万円程度になる。

現地での保全活動などは、地元住民などでつくる非営利団体が森林所有者と連携して進める。具体的には、①生物多様性の回復・向上のための森林の保全・整備、②OECM認定の取得に向けた活動、③普及啓発、④モニタリング──の4つが柱になる。

同社の計画では、5年間で約2,000人の市民ボランティアが活動に携わり、学生を含む約2万人が環境教育に、約5万人がシンポジウムなどに参加し、計約7万2,000人が森林について学ぶ機会を得る。

すでに選定ずみの対象地は、「かずさの里プロジェクト」(千葉県睦沢町・大多喜町)、「桐生川源流・梅田 水源といのちを育む森」(群馬県桐生市)、「(仮称)琵琶湖淀川源流・余呉の森」(滋賀県長浜市)、「生き物にぎわいの森」(滋賀県長浜市・米原市)、「高槻森林観光センターの森」(大阪府高槻市)の5か所。

このうち桐生市では、落石防止保安林や水源涵養保安林を含む傾斜30度前後の急傾斜地5・9haで、渓畔林づくりやシカの食害で枯れた広葉樹の再生などに取り組む。

チャン・アマゾンジャパン社長の話「健全な森林は、気候変動に対する強じん性の確保、生物多様性の保全、そして地域社会の生活の質の向上にとって不可欠な存在になる」

(2026年10月14日取材)

『林政ニュース』編集部

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