人の動き 
国産材家具を取り扱う（株）ワイス・ワイス（東京都新宿区）を創業し、「フェアウッド」の普及にも先駆的に取り組んできた佐藤岳利氏*1が新たなスタートを切った。
佐藤氏は、昨年（2023年）10月末で同社を退社し、（株）佐藤岳利事務所（東京都渋谷区）を設立。今年（2024年）から新規事業の本格展開に向けた準備を進め、体制が整ったことから４月26日に東京都内のシェアオフィスで会社設立お披露目会を開催した。
お披露目会には、デザイナー、大手デベロッパー、設計士、林業家、官僚、NGOなど約120名が参加。佐藤氏を囲んで、多彩な顔ぶれが交流を深めた。
挨拶に立った佐藤氏は、「今まで培ってきた経験を活かして企画・プロデュース、コンサルティングなどを行っていく」と抱負を述べた。これまでに、地域材を使った家具の企画・開発をはじめ、ブランディング、サプライチェーン構築、パタゴニアやスターバックス等の店舗デザインなどを手がけており、現在は、東急不動産グループの森林活用コンサルティングや、東京・丸の内で開いている高校生向け講座などに注力している。今後に向けたテーマとして、「新しい豊かな未来」の実現を掲げており、持ち前の精力的な活動ぶりがみられそうだ。
（2024年４月26日取材）
（トップ画像＝お披露目会には約120名が駆けつけた、画像提供：佐藤岳利）
『林政ニュース』編集部
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