愛媛県森林組合連合会(松山市)は、国内家具メーカー最大手のカリモク家具(株)(愛知県東浦町)と連携して、県産クヌギ材だけを使った家具を開発した(4月7日に発表)。
クヌギ材は非常に硬く強度に優れる一方、乾燥過程で激しい割れや反りが発生しやすいため、家具用材にすることは難しいとされてきたが、同連合会では県の補助事業などを活用してカリモク家具と共同研究を進め、製品化につなげた。

新たに開発したのは、アームレスチェアと食堂椅子。アームレスチェアは、藤森泰司氏がデザインしたもので、クヌギ材の力強い木目と質感を最大限に引き出しているのが特長。食堂椅子は、「生活空間に調和する」というコンセプトを踏まえて小林幹也氏がデザインした。
同連合会では、薪や炭の原料となることが多かったクヌギ材を家具などに用いて付加価値を高める取り組みを継続することにしている。
(2026年4月7日取材)
(トップ画像=小径のクヌギ材も活かせるアームレスチェア)
『林政ニュース』編集部
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