秋田県は、「再造林の促進に関する条例」を制定し、4月1日付けで施行した。「県民のかけがえのない財産である森林を未来に引き継ぐこと」を目的に掲げ、基本理念や関係者の責務と役割分担などを定めた。
再造林の促進を目的にした条例がつくられたのは、2024年6月の宮崎県*1に次いで全国で2番目。
秋田県では、議員提案で同条例案を県議会に提出し、3月19日の本会議において全会一致で可決した。
同条例は全15条からなり、第1条で目的、第3条で基本理念、第4~9条で関係者の責務と役割分担、第10~15条で基本施策を規定する構成となっている。
また、前文では、秋田県が日本三大美林の1つである秋田スギを有し、秋田藩の家老・渋江政光の遺訓「山の衰えは即ち国の衰えなり」にも触れて、「森と木の国秋田」を将来にわたって育んでいく姿勢を明確に打ち出している。
(2026年3月30日取材)
(トップ画像=秋田県が制定・施行した「再造林の促進に関する条例」の概要)
『林政ニュース』編集部
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