大日本山林会(東京都千代田区、沢田治雄会長)は、64回目となる「農林水産祭参加全国林業経営推奨行事賞状伝達贈呈式」を11月6日に東京都千代田区のイイノホールで行った。
同会総裁の秋篠宮皇嗣殿下は、お言葉を述べる中で、「本推奨行事は大日本山林会最大の事業で、1962年に始まって以来、受賞者は2,410名に達しており、その歴史に深い感慨を覚えます」と語るとともに、「我が国の森林は、戦後に造林された人工林を中心に本格的な利活用期を迎えており、森林経営管理制度や林業技能検定制度などが導入される中で、本推奨行事を通じた林業の振興や本会の機関誌『山林』を通じた情報発信は極めて大切なことと申せましょう」と位置づけた。
続いて、計31名の受賞者に賞状等を手渡し、受賞者を代表して(株)新宮商行(北海道小樽市)の坂口栄治郎・代表取締役社長が謝辞を述べた。
(2025年11月6日取材)
(トップ画像=イイノホールで64回目の賞状伝達贈呈式を行った)
『林政ニュース』編集部
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