今年(2025年)2月に岩手県の大船渡市で発生した大規模な林野火災*1による森林被害面積は最終的に3,370haに及び、平成以降で最大となったことが確定した。同市などが10月28日に調査結果を公表した。
森林・林業関係の被害額は、特用林産施設や林業機械などを含めて合計約72億3,200万円に上っており、水産業や観光業などを加えた総被害額は約102億円に達している。
同市などは、森林の再生と早期の復旧・復興に向けて、災害復旧事業などを実施すべく、所有者への意向調査などを進めている。
(2025年10月28日取材)
『林政ニュース』編集部
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