1月26日に愛知県で「第44回全国銘木展示大会」が開催され、北海道・東北・中部の3森林管理局と十勝東部・日高南部・石狩・空知・下北・木曽の6森林管理署が計78本、58.924m3の国有林材を出品し、完売した。全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会がとりまとめ役となって優良材の出品を呼びかけた結果、昨年の計34本、23.508m3から倍増した。
ウッドショック後の市況安定に向けて東北森林管理局も11年ぶりに参加し、長さ6m・径級60㎝の青森ヒバにはm3当たり50万1,900円の高値がついた。
外国から優良材を調達することが難しくなっており、国内の森林資源に対する関心の高まりが窺える展示大会となった。
(2022年1月26日取材)
『林政ニュース』編集部
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