森林認証2団体が歩調を合わせ新「基本計画」への反映を要望

全国 海外 認証 業界団体

SGEC/PEFCジャパン(緑の循環認証会議、前田直登会長)とFSCジャパン(日本森林管理協議会、太田猛彦代表)の幹部は9月30日に林野庁を訪れ、新「森林・林業基本計画」に「森林認証制度」を適切に位置づけるよう求める要望書を提出した。森林認証事業で競合関係にある両団体が歩調を合わせて国に対して要請活動を行うのは珍しい。

両団体は、国際基準となっている「森林認証制度」を日本の森林・林業基本計画に適合することで、生物多様性の保全や林業・木材産業の健全な発展と国際競争力の向上、労働者の安全性確保などが図れると主張している。

(2025年9月30日取材)

(トップ画像=林野庁の齋藤健一・森林整備部長(中央)に要望の趣旨を説明する両団体の幹部)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事はフリー会員記事(332文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。