全国LVL協会(中西宏一会長)は、6月6日に東京都江東区の新木場タワーで通常総会を開いた。中西会長は、「ウッドショックが発生してサプライチェーンが崩れるなど、本当に激動する厳しい中でやっていかなければならない」と述べた上で、国産材の利用を進めて需要を創出していく方針を表明。今年度(2022年度)の重点開発課題として、スギを中心に異樹種を組み合わせるハイブリッドLVLと、2時間耐火構造柱をあげた。
同協会の会員企業による2021年度の国産LVL供給量は約22万m3で、前年度比26%増、このうち約14万m3が構造用となっている。
(2022年6月6日取材)
(トップ画像=挨拶をする中西・LVL協会会長)
『林政ニュース』編集部
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