全日本木材市場連盟(西垣泰幸会長)は、5月20日に熊本市内のホテルで第67回定期総会・熊本大会を開催した。任期満了に伴う役員の改選を行い、西垣会長が退任し、新会長に東北支部長の守屋長光・(株)仙台木材市場社長が就任した。

大会では、全市連会長功労者表彰状の贈呈のほか、今年度(2022年度)の事業報告や決算などを承認。その後、自然災害からの復興・再生に向けた地域材の利用拡大、木材の安定供給と山元に利益を還元できるSCM構築、都市等における「第2の森林」づくり、JAS製材品のPRと供給体制整備、合法証明木材と木質バイオマス証明の信頼性の維持・向上、木の良さを広める人材養成──などを骨子とする大会宣言を決議した。
(2022年5月20日取材)
『林政ニュース』編集部
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