木曽青峰高校が2026年度の入学生を全国から募集

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長野県木曽町の木曽青峰高校(依田健校長)は、来年度(2026(令和8)年度)に入学する生徒を全国から募集している。1901(明治34)年に日本初の林業専門実業高校として開校し、1948(昭和23)年に木曽山林高校となった後、2007(平成19)年に木曽高校と統合して再出発した同校が生徒を全国から集めるのは初めて。

森林環境・インテリア科で受け入れ、「望岳寮」なども完備

全国募集を行っているのは、同校の森林環境科(1学級40名)とインテリア科(同)で、インターネット上の専門サイト「地域みらい留学」を活用して7月31日(木)まで個別説明会のほか、オンラインイベント等を行っている。→詳しくは、こちら

森林環境科では、環境保全のための知識やチェーンソーなどに関する技能を習得でき、インテリア科では、家具など木工技術等を幅広く学べる。遠距離通学の負担を減らす「望岳寮」(25室)なども完備している。

継続的・段階的な学びを提供する「木曽谷・伊那谷フォレストバレー」

同校は、イノベーションの創出を目指す「木曽谷・伊那谷フォレストバレー」の中核機関に位置づけられており、長野県林業大学校や信州大学などと連携しながら未来の林業を担える人材を育成することにしている。

(2025年7月1日取材)

(トップ画像=木曽青峰高校)

『林政ニュース』編集部

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