日本林業経営者協会(吉川重幹会長)は、5月19日にオンライン配信を併用して通常総会を開催した。吉川会長は、「一刻も早く持続的な林業経営を確立させることが喫緊の課題」と述べ、「森林所有者が主伐に伴う収益を確保し、造林意欲を喚起するための条件を整備することが不可欠だ」と強く訴えた。 議事では、役員の改選を行い、吉川会長ほか5名の副会長を再任するとともに、新たに堀田一隆氏(住友林業(株))と黒田仁志氏(ヤマサンツリーファーム(株))を副会長に選任した。
今年度(2025年度)の事業計画では、政策PR、金融税制、コスト低減、獣害対策、優良材等需要開発、木質エネルギー等利用、木製品等輸出の7つの部会を定期的に開催し、情報共有と課題解決に向けた検討を進めることを確認した。
(2025年5月19日取材)
(トップ画像=東京都港区の赤坂インターシティAIRで総会を行った)
『林政ニュース』編集部
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