林野庁は、「福島の森林・林業再生に向けたシンポジウム~福島の森と木の親子体験オンライン教室2022~」を昨年(2022年)11月19日に開催し、福島県内外の親子等500組、約1,300人が参加した。同シンポジウムは、2014年から継続的に開かれており、今回は初めて福島市内からライブ配信を実施した。
参加者は、事前学習として動画視聴や自宅に送られた体験キットでなめこの栽培を行った上で、当日のライブ配信を視聴した。元福島テレビのフリーアナウンサー・長久保智子さんが司会を行い、森林・木材と放射性物質に関する現状や、きのこの収穫方法などを学ぶとともに、体験キットを使って木工制作を楽しんだ。
配信後の参加者アンケートでは、「放射性物質の特性や、福島県内の森の放射線量が下がっていることがわかって安心した」など多くのコメントが寄せられた。
(2022年11月19日取材)
(トップ画像=福島市内からライブ配信を行った)
『林政ニュース』編集部
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