「森林×脱炭素2023」募集、J-クレジット部門を新設

「森林×脱炭素2023」募集、J-クレジット部門を新設

林野庁は、昨年(2022年)に続き、森林の整備・保全に貢献する企業や団体などの取り組みを顕彰する「森林×脱炭素チャレンジ2023」を実施する。今回からJ-クレジット部門を新設し、森林づくり部門との2部門制に拡充して、5月31日(水)まで応募を受け付ける。有識者による審査を経て、グランプリ(農林水産大臣賞)1件のほか、森林づくり部門で9件以内、J-クレジット部門で3件以内の優秀賞(林野庁長官賞)を選び、林野庁内に受賞者名と二酸化炭素(CO2)吸収量を刻印した木製銘板を掲示する。また、全応募者を「グリーンパートナー」として公表し、オリジナルのグリーンパートナーマークを使用できるようにする。

「森林×脱炭素チャレンジ」は、昨年2月に創設され、55件の応募があった中からビール・飲料メーカーのアサヒグループジャパン(株)がグランプリに輝いた。今回は2021~2022年度に森林整備や森林由来J-クレジットの無効化(オフセット化)に取り組んだ企業等が応募対象になる。問い合わせ等は、事務局(☎03-3502-8036、林野庁企画課内)へ。

(2023年3月1日取材)

『林政ニュース』編集部

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