近畿中国森林管理局の箕面森林ふれあい推進センターは、2021年7月にデジタル紙芝居としてホームページ上で公開した『もくざいのヒミツ』の絵本を限定200部つくった。森林環境教育の教材や家庭での「読み聞かせ」用として、希望者に無料で配布している。
『もくざいのヒミツ』は、主人公の小学生・ハルヒちゃんがミクロサイズになり、木製机の内部に入って様々な探検をしながら木材の良さなどを発見していく物語。ホームページ上で公開後、各地の森林教室などで利用されている。絵本版制作にあたり、作者で同センターの職員の矢放七海さんが挿絵を追加し、内容を充実するとともに、どこでも気軽に読めるようにした。問い合わせ等は、同センター(℡050-3160-6710)へ。
(2022年3月1日取材)
(トップ画像=絵本『もくざいのヒミツ』の1シーン)
『林政ニュース』編集部
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