3回目となる「あいち伐木競技会2025」(愛知県主催)が9月14日に豊田市の豊田スタジアムに隣接する河川敷(矢作緑地千石公園)で行われた。「産業フェスタ」と同時開催されたこともあって、過去最多の約2,000人が来場した。
伐倒競技(マストツリー方式)と丸太合わせ輪切り競技の2種目に県内から参集した15名の選手が挑戦した結果、第1位(最優秀賞)に豊田森林組合の日比谷巧氏、第2位(優秀賞)に設楽森林組合の篠﨑大地氏、第3位(優良賞)に(株)明善フォレストの河合誉士氏が入った。

競技にあたって、世界伐木チャンピオンシップ(WLC)に出場した(有)矢守産業の髙山亮介氏や山岡空氏がチェーンソー着脱競技などのデモンストレーションを実施したほか、主催者代表として大村秀章知事が伐倒競技の最後の伐り倒しを電動チェーンソーで行った。
また、県内3つの林業関係高校から生徒を招き、「あいちの林業仕事ガイダンス(就職相談会)」も併催するなど、様々な企画や趣向を凝らしたことにより、これまでの競技会の中で最高の盛り上がりをみせた。
(2025年9月14日取材)
(トップ画像=大勢の観衆が見守る中で競技が行われた)
『林政ニュース』編集部
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