小林三之助商店で「第47回全国銘木展示大会」を開催、総売上額は約1,500万円

全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会は、47回目となる「全国銘木展示大会」を2月12日に岐阜県各務原市の(株)小林三之助商店(各務原土場)で開催した。北海道・東北・中部の3森林管理局が合計56本(56m3)の銘木(丸太)を展示・販売し、総額で1,472万円(税抜き、以下同じ)を売り上げた。

同展示大会は、これまで愛知県名古屋市の名古屋国有林材協同組合で毎年度行ってきたが、同組合が市売りを休止したため、小林三之助商店に会場を移して実施した。

今回は、北海道局(石狩・空知・十勝東部森林管理署)がナラ、センノキ、ヤチダモ、タモなど広葉樹の良材を36本(28m3)、東北局(下北署)が青森ヒバを11本(18m3)、中部局(木曽署)が木曽ヒノキの良材を9本(10m3)出品した。

入札の結果、長さ6m×径50cmのナラにm3当たり47万3,900円、同3.4m×同50cmのナラに43万9,000円、同6m×同36cmのヤチダモに28万円などの高値がつき、北海道局の売上額は392万円だった。また、青森ヒバは、同6m×同44cmが40万円、同6m×同52cmが35万円で落札され、東北局の売上額は481万円、木曽ヒノキは同5m×同52cmの良材に当日最高値の65万円がつき、中部局の売上額は600万円に達した。

(2025年2月12日取材)

(トップ画像=北海道・東北・中部の3森林管理局が良材を出品した)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事はフリー会員記事(619文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。