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経済 CLTで地方創生を実現する議員連盟（石破茂会長）は、５月26日に東京都千代田区の衆議院第２議員会館で第11回総会を開催した。これまでの取り組みを検証した上で、「中高層建築物の木造化促進についての提言」をまとめ、政府等に実現を求めていくことを決めた。
「提言」では、①２時間耐火を求められる建築物の範囲が広く、中高層建築物の普及の妨げになっている、②CLT等の部材の標準化・規格化が進んでおらず、汎用性の高い設計法も定まっていないため、小ロットの受注生産が中心でコスト高になっている──ことなどを問題点として指摘。①防火規制のさらなる見直し、②部材・設計法等の標準化・規格化と官民協働による普及体制の強化、③モデル性の高い先導的・先駆的建築プロジェクトの推進──を重点課題にあげた。また、「中高層木造建築物の普及を促す新たな立法化も視野にさらなる検討を重ねていく」方針も確認した。
（2022年５月26日取材）
『林政ニュース』編集部
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