「YAMAGUCHI Bamboo Mission(やまぐちバンブーミッション)」に集い、未来を拓く【竹を活かす!】

「YAMAGUCHI Bamboo Mission(やまぐちバンブーミッション)」に集い、未来を拓く【竹を活かす!】

竹林面積が約1万2,000haと全国で4番目に大きい山口県。この地で、竹を“未来へつなぐ資源”として有効活用し、環境調和型の産業創出を目指す取り組みが始まっている。「竹害」を「竹財」に変えようとする新たな挑戦の最前線を追う。

県が立会人となって宇部市、美祢市、エシカルバンブーが協定

8月8日、山口県で「竹害」解消に向けた新たなプラットフォームが立ち上がった。その名は、「YAMAGUCHI Bamboo Mission」(やまぐちバンブーミッション、略称「YBM」)。YBMは、竹の伐採・供給をはじめ加工・製造・販売、研究開発などに取り組む産・官・学の関係者が幅広く結集して竹資源の有効活用を図り、森林環境の保全と産業振興を“協働・共創”で進めることを目的にしている。

この目的達成に向けて作成したシンボルマークは、3本の竹を組み合わせたデザイン。戦国武将の毛利元就が唱えた「三矢の訓え」を踏まえ、行政・地域・民間の“...

『林政ニュース』編集部

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