広葉樹の有効利用に取り組む新たな全国団体が来年(2027年)4月に発足する。
林野庁の有志職員でつくっている里山広葉樹プラットフォーム(鈴木清史チーム長)は、9月30日に農林水産省で2回目の設立準備協議会を開き、発起人企業とともに新団体の概要などを議論した。
通称は「SATOCO(さとこ)」、長崎屋長官肝いりの新路線を推進
新団体の名称は、「一般社団法人里山広葉樹利活用・再生機構」とし、通称は「SATOCO(さとこ)」とする。
同機構は、広葉樹に関わる多様な関係者に参加を呼びかけ、需給情報等の共有・データベース化や人材育成、技術の継承、調査研究、国民への普及啓発、政策提言などを一体的に推進する母体となる。
同機構を構成する会員は、①社員会員、②法人会員、③個人会員(学生会員を含む)、④賛助会員に区分し、小規模事業者でも参加しやすくする。また、会員限定のセミナーや現地研修なども企画・実施して、同機構の魅力度を高める。
今後、年末までに同機構の役員体制などを固めるとともに、専用ウェブサイトの開設やロゴの作成・商標登録などを進め、来年4月から本格的な活動に入る。
8月6日付けで林野庁長官に就任した長崎屋圭太氏*1*2*3は、利用が進んでいない広葉樹の有効利用にライフワーク的に取り組んでおり、初の国内資源調査などを主導してきた*4。これまで重ねてきた施策検討などの成果を、発起人企業により新設される同機構を通じて現場で実行する段階に入る。

「里山広葉樹利活用・再生機構」の発起人企業
- (株)小林三之助商店
- 朝日ウッドテック(株)
- 空知単板工業(株)
- 藤島木材工業(株)
- (株)佐合木材
- ノースジャパン素材流通協同組合
- 物林(株)
- 東京燃料林産(株)
- (株)ディーエルディー
- 渡辺林産工業(株)
- 高谷林業(株)
- 森産業(株)
- ユキグニファクトリー(株)
- (有)なかのきのこ園
- カリモク家具(株)
- (株)イトーキ
- (株)日本政策投資銀行
- (株)価値総合研究所
『林政ニュース』編集部
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