高知に全国から約300人参集!第4回「こどもの森づくりフォーラム」を開く

全国 高知県 森林教育・木育

通算で4回目となる「こどもの森づくりフォーラム」(第78回全国植樹祭関連事業)が9月13日に高知県高知市の新来島高知重工ホール(高知県立県民文化ホール)で開催され、全国から約300人が参加した。

同フォーラムは、森林環境教育などに携わる保育所・幼稚園・認定こども園の関係者と、行政担当者、研究・専門家らが一堂に会して情報交換などを活発化する目的で2023年度に埼玉県で初めて実施され、2024年度に愛媛県、2025年度に奈良県で行われてきた。開催にあたって、国土緑化推進機構や関係機関・団体、地元自治体などが資金支援をしているが、利益を伴わない“手弁当”の集まりに、毎年度多くの人々が集まってきている。

“手弁当”の集まりに高まる“熱量”、来年度は鹿児島県で開催

今回のフォーラムは、林野庁、国土緑化推進機構、NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク、ニッセイ緑の財団、高知県、高知市、高知県森と緑の会で実行委員会を組織して開催した。「森から始まる子どもの未来の創造」をテーマに掲げ、①自然保育・森林環境教育の推進、②園庭・身近な森林等の整備の推進、③地域でのネットワークづくり――の3つを重点課題に据えた。

基調講演は、宮里暁美・大阪総合保育大学特任教授と堂本真実子・認定こども園若草幼稚園園長が行い、3つの事例発表や2つの分科会を通じて知見の共有を進めた。また、宮林茂幸・東京農業大学名誉教授がコーディネーターとなってパネルディスカッションも実施し、「こどもの森づくり」の方向性などについて議論を深めた。

会場ロビーでは各団体の活動状況を紹介するパネル展を開き、サイドイベントとして、若草幼稚園の「すくすくの森」と高知県立牧野植物園を訪ねるエクスカーションや、高知県立甫喜ヶ峰森林公園での親子自然体験講座、佐川おもちゃ美術館による「出張!おもちゃ美術館」も行うなど盛りだくさんの内容となった。

会場ロビーでパネル展を開いた(画像提供:こどもの森づくりフォーラム事務局)

来年度(2027年度)の第5回フォーラムは、鹿児島県で開催する予定。林野庁森林利用課山村振興・緑化推進室の担当官は、「みんな本当に熱心で、回を重ねるごとに輪が広がってきている」と話しており、さらに“熱量”が増していきそうだ。

(2026年9月13日取材)

(トップ画像=2つの分科会を開いて知見を共有した、画像提供:こどもの森づくりフォーラム事務局)

『林政ニュース』編集部

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