岩手県初の木造マクドナルドを大船渡市に建設、被災木も活用

岩手県 木造非住宅

ハンバーガーチェーン大手の日本マクドナルドホールディングス(株)(東京都新宿区)は、岩手県では初となる木造店舗の建設を大船渡市で進めている。同県の「いわての木があふれる空間づくり事業」を活用し、同市産材を中心に柱・土台・母屋・桁・梁・垂木・筋交い・根太などに木材を用いる。

とくに、床合板、野地合板、壁合板には、昨年(2025年2月)に同市で発生した大規模林野火災*1の被災木を使って、復興支援の一助とする。木造の「マクドナルド大船渡店」は、11月にオープンする予定となっている。

建設が進む「マクドナルド大船渡店」

同社は、2023年2月に国(農林水産省)との間で「建築物木材利用促進協定」を締結し、3か年で計386店舗・5,566m3の国産木材を使う目標を設定している*2

この目標達成に向けた取り組みの一環として、同県の「木づかい宣言」事業者に6月10日付けで登録されており、8月17日には「マクドナルド大船渡店」の建設地で、「木づかい宣言」事業者登録書の交付式が行われた。

畑山栄介・岩手県副知事(左)から木製の登録書を受け取る青木卓也・日本マクドナルド店舗開発本部設計建設部長

なお、「木づかい宣言」事業者の登録制度は2021年7月に創設され、7月9日時点の登録事業者は48社となっている。

(2026年8月17日取材)

『林政ニュース』編集部

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