「森林循環経済」の実現を目指しているプラチナ構想ネットワーク(東京都千代田区、小宮山宏会長)*1*2は、フェーズ4まで重ねてきたこれまでの活動状況を検証する成果報告会を7月6日に東京都内で開催した。
同ネットワークは、テーマごとに分科会を設置して検討作業を進めている。その中でバイオマス化学分科会は、次のフェーズ5において国産バイオ燃料や化成品の商業生産基盤設備を整備することを目標に掲げた。参加企業による事例報告でも、ナフサ不足を背景にバイオエタノールやSAF(持続可能な航空燃料)などへのニーズが高まっていると伝えられ、原料として国産材を活用することが重点課題に上っている。
このほか、木造都市分科会は、非住宅建築物の木造・木質化に関する建築規制やJAS(日本農林規格)の見直しが進んできたことを踏まえ、「面的な木造都市の形成」に注力する
また、森林・林業革新分科会は、フェーズ4で立ち上げた林地集約化モデル検討懇話会(座長=宝土大亮・(株)四門社長)を中心にして、再造林問題の解決を含めた「森林資源フル活用プロジェクト」の推進に取り組む。

普及・啓発活動では、WEB版『森林循環経済』の内容を充実させるとともに、9月に東京都内で開催される「FORESTRISE2026」(第5回次世代森林産業展)に出展し、セミナーなどを開いて発信力を高めることにしている。
(2026年7月6日取材)
(トップ画像=「フェーズ4成果報告会」には約100人が参加した)
『林政ニュース』編集部
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