境界画定に過去の航空写真を活用、パスコが新手法で特許取得

全国 東京都 森林経営・管理

(株)パスコ(東京都目黒区)は、過去の航空写真を利用した独自の境界設定手法を確立し、特許(第7802980号)を取得した(6月26日に発表)。この手法を活用することで、森林所有者の境界画定に関する合意形成が得られやすくなるとしている。

同社は、林野庁が作成したマニュアルに基づいて、リモートセンシング技術を使った森林境界明確化事業に取り組んでいるが、森林境界の推定精度にバラツキが出るなどの課題を抱えていた。この課題を解決するため、昭和期のアナログ航空写真を簡易オルソ化・カラー化して3次元データとしてデジタル化し、近年の航空写真と比較できるようにした。この手法によって、伐採・造林時期における施業界や耕作放棄地、災害などによる状況変化が把握しやすくなり、各種照査ツールを併用することで精度が向上するとしている。

同社は、この手法を活かした新たなサービスの検討も進めることにしている。

(2026年6月26日取材)

(トップ画像=特許を取得した手法のイメージ)

『林政ニュース』編集部

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