島根県は、来年度からの新システム開始に併せて、市町村が会員となっている県森林協会内に「森林経営管理推進センター」を新設する。また、市町村ごとに行政と森林組合・林業事業体などで構成する地域協議会を設置して、対象森林の仕分けや関係者の合意形成などを進める。新設するセンターには、県からセンター長と担当課長2名の計3名を派遣する。地域協議会では、森林所有者から申し出のあった森林について、再委託が可能か、あるいは市町村管理が必要かなどを予備的に判断する。この過程で技術的知見が必要となる業務などについて同センターがサポートするほか、地域協議会の運営などもバックアップすることにしている。
『林政ニュース』編集部
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