秋田県秋田市にある県議会棟新館の玄関ホールに秋田スギを使った大型のCLTベンチが5月8日に設置された。1ブロック30~50kgの部材を計24個連結し、長さ3.6m、高さ1.4mに及ぶ巨大なベンチに仕上げた。一度に10~15人ほどが座ることができ、来庁者の新たな休憩スポットになっている。
CLTベンチは、2月に東京都内で開催された「WOODコレクション(モクコレ)2026」の秋田県ブースに展示されていたもので、当初は出展後にチップ化する予定だったが、県庁内で再検討し、県議会棟に恒久設置することにした。
CLTベンチのデザインは秋田公立美術大学の小杉栄次郎氏が担当し、部材の製造などは(株)キーテックが行った。設置の際には組み立てワークショップ&見学会を開催して、木材利用の意義を広くアピールした。県の担当者は、「県議会棟に来たときは、ぜひ座ってCLTベンチの迫力を体感して欲しい」と話している。

(2026年5月8日取材)
(トップ画像=曲線を活かしたデザインのCLTベンチ、画像提供:秋田県)
『林政ニュース』編集部
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